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カテキン

カテキン(catechin)とはポリフェノールの一種であるフラボノイドの一種です。フラボノイド類としてはカテキンの他にいくつかのカテキンの仲間があります。

お茶等に含まれるカテキン類
カテキンは発酵して合成されるとテアフラビンやテアフラビジンという二次ポリフェノール類に変化します。
テアフラビンについてはアミラーゼ抑制効果(分吸収抑制効果)テキンの10倍以上である事が確認されていますが抗酸化作用は弱まる事が判ってます。
よって一般に「茶カテキン」と言った場合日本茶(緑茶)に含まれているカテキンを指すものと考えてよいでしょう。
   フラノノイド

フラボノイド類は主に野菜や果実等の植物中から様々なものが発見されており既にその構造が確認されているだけでも 4,000種類に達します。最近いくつかのフラボノイド類について疾病予防作用等の生理作用が研究されてきてます。
例えば赤ワインに含まれているアントシアニジン(の前駆体)には抗酸化作用がありLDLコレステロールの酸化を抑制し心臓病の予防に有効であると考えられてます。お茶に含まれているカテキンにも抗酸化作用がありがんや動脈硬化症の予防に有用であると考えられてます。またカテキンの抗酸化作用は日本茶(緑茶)に含まれるVitaminCやカフェインによって更に高まる事が確認されてます。

お茶の主成分は苦味の成分であるカフェイン(caffeine),渋みの成分であるカテキン類,甘味/旨味の成分であるテアニンです。
カテキンは日本茶(緑茶)に10〜15%程度含まれている(煎茶で約15%番茶で約13%玉霧で約10%紅茶には約5%含)と言われてます。カテキンは「茶葉が発育する間に浴びた日光の量に比例する」と言われており一番茶(茶摘の時期3〜5月)よりも二番茶(同時期6〜7月)そして二番茶よりも三番茶(同時期8〜9月)に多く含まれてます。
茶カテキンには8種類のカテキン類があります。カテキン,エピカテキン,ガロカテキン,エピガロカテキン,カテキンガレート,エピカテキンガレー,ガロカテキンガレート,エピカトカテキンがレートです。

このうち主要なものがエピカテキン,エピカテキンガラテ,エピガロカテキン,エピガロカテキンガレートの4種で一般的にこれらを総称してカテキンと言ます。このうちエピカテキン,エピガロカテキンは渋みが弱くエピカテキンガレート,エピガロカテキンがレートは渋みが強いとされてます。期待出来る作用はどれも同じです。
この4種類のカテキンの中でお茶に最も含まれているのがエピガロカテキンガレートで50〜60%を占めます。次に多いのがエピガロカテキン,エピカテキンガレートで最も少ないのがエピカテキンです。
エピガロカテキンガレートは主要な4種類のカテキンの中で最も抗酸化力が強力でVitaminEの約20倍VitaminCの約10の抗酸化力を持っています(美肌効果老化防止)。またエピガロカテキンガレートには強い抗ガン作用がある事が示されています

酸化とは物が酸素と結びつく反応です。例えば鉄は時間経過と共に錆びますがこれは鉄が酸化された結果です。リンゴも時間経過と共に変色しますがこれもリンゴが酸化された結果です。
そしてまた摂取した食物が体内でエネルギーに変化する事も酸化反応です。このとき体内では細胞膜やDNA等の細胞が酸化します。酸化した細胞は正常に機能しなくなります(これを一般的には「体がサビる」と表現します)。その結果糖尿病高脂血症肝機能の低下等様々な生活習慣病を引き起こします。抗酸化作用とは細胞の酸化を抑える作用です。
つまり抗酸化作用の高い食品や栄養補助食品(サプリメント)の摂取は体本来の機能の低下を抑制する効果が期待されるのです。

体内に入ったカテキン類の大部分は消化管を通過して排泄され一部は小腸で吸収されて代謝を受けます。このときカテキン類がどれだけ吸収されるのかつまり毎日どれだけカテキン類を摂取すればよいのか未だ詳しく解明されていません。一般的には一日1gのカテキン類を摂取すれば健康に良いとされてます。
普通に日本茶(緑茶)を急須で入れた場合湯呑み茶碗1杯(120ml)にはカテキン類はおよそ80r含まれてます。一日に1gのカテキン類を摂取するのであれば湯呑み茶碗10杯分を飲む必要があります。
日本茶(緑茶)でカテキン類を摂取する場合一番茶よりは二番茶三番茶を玉露よりは煎茶を100度のお湯で濃い目に入れて3分程度置いてから飲むとカテキン類を効果的に摂取する事が期待出来ます。またカテキン類の血中への吸収率は上げる為に頻繁に多く飲むとよいでしょう。

普段お茶をあまり飲まない人はカテキン類を栄養補助食品(サプリメント)で摂取する方法もありますが日本茶(緑茶)の茶葉を粉末にする事によってカテキン類を摂取する方法もあります。粉末にした茶葉はそのままお湯に溶かしてお茶として飲んだりヨーグルトや天ぷらの衣に混ぜて食べたり摂取方法は工夫次第です。
なお日本茶(緑茶)で摂取する場合同時にカフェインも摂取する事になる事に注意してください。過度のカフェイン摂取は排尿,下痢,不眠症,不安感,胸焼け,いらいら等の原因になる事があります。
いずれにしても無農薬/有機栽培された茶葉から精製されたものを選ぶようにしてください。また短期間では効果を期待する事はできませんので継続して摂取するのがよいでしょう。
乳製品と一緒に摂取するとカテキン類の効果/効能が失われるとされてます。乳製品とカテキン類を一緒に摂取する事は避けた方がよいでしょう。